マーケティングスペシャリストは高い専門性を求められ、業務内容も多岐にわたります。
商品担当、ブランド担当といった単位ではなく、専門領域についてカバーしています。
マーケティングスペシャリストは高い専門性が求められるので、企業内だけではなく、外部スタッフとして存在することのほうが多い傾向にあります。
・マーケティングリサーチャー
市場調査を専門とする職種です。
市場調査の設計、実施、データの分析、提案までを請け負うのが一般的です。
大企業だと市場調査部のような部署があり、そこで専門的に働く場合もありますが、ほとんどの場合には調査会社に勤務し、クライアントからのリサーチ案件を受注して作業します。
・モデレーター
市場調査の中でも生活者や顧客に直接インタビューし、新商品のヒントを引き出したり、既存商品の課題を発見するといった職種です。
通常のアンケートでは表面的な情報しかでてこないので、インタビューテクニックによって生活者や顧客の深層心理に近づく専門的な仕事になります。
・マーケティングプランナー
プロダクトマネージャやブランドマネージャーが行う企画に関する業務に特化する職種です。
外部スタッフとして存在し、コンサルティング会社や広告代理店などに属していたり、個人で活動するなどさまざまな人がいます。
企画範囲は新商品開発から消費者キャンペーンなど多岐にわたるので、それぞれの業務内容に沿って、得意分野となる専門性が分化していることも特徴です。
・マーケティングコンサルタント
マーケティングプランナーが企画業務特化型だとすると、マーケティング・コンサルタントはプロダクトマネージャーやブランドマネージャーの業務全体をサポートするような位置づけです。
おもに企画のコンサルティングを行い、分析や実施の領域にも精通している職種です。
業種業態の区分によって専門性が分かれている傾向があります。
・デザイナー
食品やトイレタリーなどの消耗消費財のパッケージデザイナー、家電やオートバイなどの耐久消費財のインダストリアル・デザイナーなどが存在します。
美的感覚に優れているだけではなく、消費者が利用する場面での機能性にも配慮できなくてはなりません。
また、製造工程での制約やコスト的な上限もあるため、多角的な視点からデザインを構成する能力も要求される職種です。
・コピーライター
マーケティング業務においては、新商品のネーミングやブランドスローガンなどの長期的に使用していく言葉によるシンボルが重要な役割を持ちます。
また、広告キャンペーンのメッセージなどを作ることもコピーライターの仕事ですが、商品の取り扱い説明書の表現なども、仕事の範疇となります。

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