WiFiとは何か
ケーブルでまったくつながれていないワイヤレス通信のすべてが、WiFiというわけではありません。
WiFiとはワイヤレス通信の1つです。
インターネットは元より、マウスやキーボード、家電までワイヤレスでつながる時代がやってきました。
WiFi・赤外線・Bluetoothといったワイヤレス通信にはそれぞれ一長一短があります。
・Bluetooth
近距離間の無線通信です。
ヘッドフォンやキーボード、マウスなどをワイヤレスで接続できます。
メリット:対応している機器が豊富。障害物があっても通信可能。
デメリット:プロファイルが複数あり、機器によっては互換性がない。
・赤外線
テレビのリモコンが代表です。
あとはスマートフォンのデータ交換時にも使用されています。
メリット:手軽に情報を交換できる。
デメリット:通信可能な距離が短い。壁などの障害物に弱い
・WiFi
ワイヤレスでインターネットに接続したいときに使われます。
メリット;あらゆる機器との連携が可能。高速で大容量のデータ送受信ができる。
デメリット:電波干渉を受けることがある。セキュリティ面がやや不安
WiFiというと、パソコンにワイヤレスでインターネット接続するというのが代表的ですが、スマートフォンをWiFi接続することで、LTE回線の節約になったり、タブレットで照明をコントロールできる「hue」など、ユニークなWiFiアイテムも増えてきています。
WiFiの規格一覧と比較
一口にWiFiといっても、WiFiの規格は5種類あります。
それぞれ、使用電波の周波数帯や通信速度などが異なります。
・IEEE 802.11b
周波数帯:2.4GHz帯
最大速度:11Mbps
最も古い規格ですが、登場当時は高速・安価でWiFi人気の火付け役になりました。
11gが上位互換になります。
この11bとgが使用している2.4GHz帯は遮断物には強いのですが、電波干渉には弱いとされています。
・IEEE 802.11a
周波数帯:5GHz帯
最大速度:54Mbps
5GHz帯を使用する11aは速度が大幅に向上していますが、11bとgの普及台数に比べ、対応機種が少ないのが弱点です。
チャンネル数が多く、電波干渉には強いのですが、遮蔽物には弱いとされています。
・IEEE 802.11g
周波数帯:2.4GHz帯
最大速度:54Mbps
11bの上位互換で大幅に速度が向上しているのが特徴です。
11b/gとセットで扱われます。
・IEEE 802.11n
周波数帯:5GHz帯。2.4GHz帯
最大速度:600Mbps
11gと11aの電波を増幅することで高速化を実現しています。
規格上速度が600Mbpsに大幅に上がっています。
・IEEE 802.11ac
周波数帯:5GHz帯
最大速度:6900Mbps
最も新しい規格で、規格上では11nの約115倍の高速化を実現しました。
スマートフォンや家電など、複数の機器を高速でつなぐことができます。
周波数帯による違い
規格によって使用している周波数帯が異なることで、いったい何が変わるのでしょうか?
簡単に説明すると、2.4GHz帯は他の機器で多く使われているので電波干渉を起こしやすいのですが、5GHz帯はライバルが少なく安定して使うことができるのが特徴です。
11acや11nは5GHz帯で使用できるので、電子レンジやコードレス電話と電波がぶつかることがなく、トラブルを起こさずに使用することができます。

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