バッチファイルとはWindows上の処理を自動化してくれるプログラムで、バッチファイルの作り方と使い方を覚えれば、面倒な作業が簡略化され、便利になります。
バッチファイルに書くプログラムの内容は、コマンドプロンプトで実行できるコマンドで、それをバッチファイルにすることで、コマンドプロンプトを立ち上げなくてもバッチファイルをダブルクリックしたり、時間指定で処理を実行させることができたりします。
Windowsでは様々な便利なアプリが用意されていて、無料でダウンロードすることができますが、パソコンの使い方は人それぞれなので、バッチファイルで自分だけの便利なプログラムを作成するわけです。
バッチファイルのファイル名は自由に決められますが、拡張子は「.bat」にしてください。
「.cmd」なども使えますが、とりあえず「.bat」で覚えておきましょう。
コマンドプロンプトで実行できるコマンド
バッチファイルの内容は、先ほど説明したとおり、コマンドプロンプトで実行できるコマンドが基本になっているため、コマンドプロンプトで実行できるコマンドをいくつかマスターしておきましょう。
1.メッセージ表示:ECHO 表示するメッセージ。
ECHO Hello, world.
2.ファイルを削除:del 削除するファイルのパス
del list.txt
3.現在のシステム日付を表示する
date /t
4.変数の宣言
SET 変数名=[文字列]
SET /A 変数名=[数式]
5.変数を参照:変数名を「%」で囲む
ECHO %変数名%
6.現在のディレクトリを移動:cd 移動するパス
cd c:¥test
7.コマンドプロンプトの終了
exit
8.別のバッチファイルを呼び出す:call バッチファイルのパス
call test.bat
バッチファイルの基礎
バッチファイルの頭には「@echo off」をつけます。
これは、スクリプトの中身がコマンドプロンプトに表示されないようにするためです。
コメントをつけたい時は「REM」のあとに半角スペースを空けてコメントを書きましょう。
コメントとして書いた内容は処理されません。
バッチファイルの処理を中断させる時は、「Ctrl+C」キーを押します。
予定時間にパソコンの電源を切るバッチファイルを作成
コマンドプロンプトでパソコンの電源を切るコマンドは、
shutdown /s /t 【秒数】
です。
コマンドが実行されてから秒数に指定した時間が経過するとパソコンがシャットダウンされます。
たとえば、
shutdown /s /t 300
とすれば、コマンドが実行されてから300秒経過してからシャットダウンします。
シャットダウンをキャンセルするコマンドは
shutdown /a
です。
バッチファイルを起動してからの時間を指定するのではなく、指定したい時間にシャットダウンしたい場合は、タスクスケジューラに作成したバッチファイルを指定し、日時を設定すればOKです。
バッチファイルを開くだけであらかじめ指定したファイルをすべて開く
ファイルを開くには、
start ファイルのパス
で開けます。
例えば、cドライブ直下のtest.txtというファイルを開くには、
start c:\test.txt
とすればいいわけです。
さらに、
start c:\test1.txt
start c:\test2.txt
のように書いていけば、バッチファイルを実行するだけで、複数のファイルが一度に開けます。

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