漫画初心者が陥りやすい失敗、間違った知識の一覧とコツ

コマ割りがグチャグチャ

コマ割りは自由でいい、という話を信じ、自分はCLIP STADIOでもコマ割ツールを使わずに適当に絵に合わせて直線ツールなどでコマ割りをしている時期がありました。

しかし、いろんな漫画を見てみると、確かに人によってコマ割は自由でいろいろあるのですが、「断ち切り幅が一定(外枠は基本的に揃っている)」「コマ同士の余白は横より縦の方が大きい(時間経過が大きいほど余白も大きくする)」「ページの内側に当たる部分はなるべく余白にする」などの基本ルールはある事がわかりました。

・断ち切り幅が一定(外枠は基本的に揃っている)

下記はこの基本ルールを理解する前に描いた漫画のコマ割りです。
サンプル漫画1

コマの外側が揃っていないため、バラバラで素人っぽい上になんか気持ち悪いですね。

下記はこの基本ルールを適用させた後の漫画のコマ割です。
サンプル漫画2
コマ割ツールを使って描いているため、断ち切り幅は他のページでも同じになっていて、ページの外枠は揃っています。
また、断ち切りまで枠を広げる場合、外枠は描いていません。
これは雑誌などの漫画もそうなっているようなので、それに習いました。




下書きを消すと線画がしょぼく見える

これは下書きをきれいになぞる、線をきれに引く事だけに集中しすぎて、線の太さ、強弱をつけられていないために起こるとされています。
下書きでは線を何重にも引いたり、途中で切れている線などが脳内できれいに補完されているため、味があっていい感じに見えるのですが、それらをペン入れの時に再現できずにただきれいに線を引くだけでは下書きを消した時にしょぼく見えてしまいます。

ペン入れのときの線の強弱の重要性については「こちら」でも記載しています。

ナレーションが多い

小説や文字だけの本は読まないのに漫画は読むという人が多いのは
ナレーションや状況説明などの文字を絵で表現しているために文字が少なくなり読みやすいというのが大きいと思います。
しかし、ナレーションばかりでは結局文字が多くなり、読みにくい漫画になってしまいます。

そのためナレーションなどの説明になる部分はなるべく絵で表現し、絵でカバーできないものはなるべくキャラクターに喋らせて説明するようにしたほうがいいと思います。




トーンがモアレている

これはモノクロ漫画のとき限定ですが、網点トーンなどが変な模様になって表示されてしまうという現象です。

こうなると漫画は見れたものではなくなってしまいます。

トーンがモアレる原因は画像の縮小と重ね貼りです。

画像の縮小は印刷前提ならパソコン上でいくらモアレていても問題ないのでいいでしょう。
ただ、WEBでも掲載するなら縮小によるモアレはなんとかしないといけません。

といっても自分のパソコンでちゃんと見れるからといってそのままアップロードしてはいけません。

ディスプレイの大きさはパソコンによって違うので、縮小率も人によって違う事になりますし、スマートフォンやタブレットで見る人もいます。

また、漫画投稿サイトには投稿後にサイト内で一定のサイズに縮小されるものもあるため、やはりWEB掲載にモノクロ漫画は向きません。

その対処法として、トーンはすべてグレー色に変更するグレースケール漫画にするという方法があります。
もっとも主流ですが、トーンと比べて単一色で少し味気ない感じもあります。

どうしてもトーンの風味を残したい場合は、一度100%のサイズで書き出してからイラストアプリなどで縮小して書き出すという方法もあります。

こうするとグレースケールにはなりますが、トーンの風味は残る上、トーンをグレー色に変更する手間がかからないためおすすめです。




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