イラストレーターは、デザイン事務所や広告代理店などの組織に所属している人もいますが、フリーで仕事を受けている人も多くいます。
フリーランスというスタイルは、勤務時間などの制約はないですが、その分自己管理によるところが大きくなります。
フリーランスのイラストレーターが仕事をしている場所で多いのはやはり自宅です。
実家で仕事をいている人もいますが、ほとんどは自宅兼事務所として部屋を借り、一人暮らしをしながら仕事をしています。
イラストレーターの仕事はどうしても時間が不規則になりがちですし、クリエーティブな作業なので、家族に気兼ねなく仕事に没頭できる環境づくりが大切になってくるのです。
家賃はかかりますg、自宅兼事務所として届出をすれば、家賃も経費としてある程度なら落とすことができます。
仕事の以来が来るようになれば、暇な生活は一変します。
自分の都合は通用しなくなり、仕事の内容、スケジュールによっては、3日も寝ず、風呂にも入らず作業を続ける締め切り前の日々もあったりします。
イラストレーターの仕事の範囲はかなり広いですが、いちばん馴染みが深いのが雑誌の仕事です。
ページの片隅に入る小さなカットから、表紙を飾るイラストまで、雑誌にはさまざまな需要があり、そのうえ発行スパンも短く、種類も豊富なので、売り込みもしやすいし、チャンスも多いのです。
ただし、雑誌の仕事は決してギャランティが高いとは言えません。
1色でカット3000円もらえればいいほうで、版元から直接ではなく、その間にプロダクションを通したりすると、マージンを取られる場合もあります。
ギャラは各出版社にyってだいたいの目安はありますが、スケジュールや描く内容によって、編集者が色をつけたりもできます。
つまり、イラストレーターのギャラは編集者の胸三寸という面もあるわけです。
ということは、日ごろから編集者の無茶な要求もグッとこらえて聞いておくのも、いずれは自分のためにもなるというわけです。
クリエイティブな仕事とはいえ、仕事を発注する編集者も人間です。
結局は人づきあいがポイントになってくるのです。
イラストレーターの収入
イラストレーターの収入については、食べることにすら困るような人もいますし、すでに画家の領域に達して、先生先生と呼ばれるような人もいるわけで、才能と運、出会い、実力が左右する厳しい世界です。
広告代理店や製作プロダクションなどの組織に属して、社員として仕事をしている場合は、給料制なので、いわゆる勤め人と変わりません。
安定はしていますが、実力=給料とはならないでしょう。
逆にフリーランスは収入が不安定になりますが、がんばればがんばる分、収入となって返ってきますし、実力があればさらに高いギャラで交渉できるようになるでしょう。
基本的に広告の仕事はギャランティが高く、出版の仕事は安いとされていますが、大口の広告の仕事はそうそう入ってくるものではなく、フリーのイラストレーターのほとんどは、雑誌の小さなカットなどを描いて生活費を捻出しているというのが現実です。
駆け出しのころであれば、バイトをしながら生活をしている人もいます。
イラストレーターのギャランティの目安は下記になります。
・書籍の本文ページ:モノクロで1点3000円ほど。1冊で30カット入るとして9万円ほどになります。
・書籍の表紙:1点4万円ほど。表紙はカラーになるとはいえ、本文ページよりもかなりギャラがアップします。
・雑誌のモノクロ:サイズによって幅は出てきますが、1カット3000~。
・雑誌のカラー:カラーとなればモノクロよりは割高になります。
・壁画の広告:建物や乗り物の壁画を飾るイラストの原画などdす。ホテルや鉄道、デパートなどになれば100万円以上のギャラが見込めます。
・キャラクターデザイン:正直ピンキリです。小さなシールやおみやげグッズ程度だと10数万円~、大きな仕事になると数百万円~。
・ポスター:新発売や、大きなキャンペーン用のイラストなら、広告代理店がからむのでかなりギャラが期待できます。
仕事の大きさにより5~200万円~。
・プレゼン参加費:ギャラをもらえればラッキー、ぐらいに思いましょう。
本番のギャラに含まれてしまうことも多いですが、もらえる場合は3~30万円程度。

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